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Q&A <2008年>

Q初めまして 不仕付けですが 質問をさせて頂きます。今使ったエメルギーの 125%までエネルギーを 取り出せるとの事、連続稼働は どの位活けますのでしょうか。?一週間とか 二週間とかでしょうか。??エネルギーは使うと 熱に変換される分が有ります。これから 人類がエネルギーを使うなら 熱エネルギーも ドンドン放出することに成ります。宜しく御願申し上げます。

ご質問ありがとうございます.
核融合炉は大別してヘリカル型,トカマク型,レーザー核融合の三つに分けることができます.
ヘリカル型,トカマク型は磁場を用いて高温プラズマを閉じ込める方法ですが, これらの核融合炉では,現在の原子力発電と同様,定期点検を除いて連続的に運転することが原理的に可能です.特に核融合科学研究所が推進しておりますヘリカル方式では,外部コイルを用いて定常的に磁場のかごを作ることができますので,核融合炉の連続運転に向いていると言えます.
一方,レーザー核融合は,ペレットと呼ばれる固体燃料にレーザーを瞬時に当てて圧 縮する方法で核融合反応を起こすものです.こちらは間欠的な運転となりますが, レーザーの入射間隔を短くすることによってほぼ連続的な運転が可能となります.

次に核融合反応によって得られるエネルギーについてですが,ご指摘の通り, 入れたエネルギーに対して発生したエネルギーが1.25倍という結果が原子力研究機構 のJT-60装置において得られています.
これをエネルギー増倍率と言いますが,現在フランスにおいて建設が進められている 国際熱核融合実験炉(ITER)では,5倍以上のエネルギー増倍率を1,000秒維持す ことを目標にしています.将来の核融合炉ではさらに高いエネルギー増倍率を想定し ており,そのような高温プラズマを安定に長時間維持するための研究を精力的に進 ています.

最近は化石燃料を使用することにより排出される二酸化炭素が地球温暖化の原因あると世界的に問題となっています.
核融合炉は二酸化炭素を排出しない高出力の発電炉として大きな期待が寄せられいます.
我々研究者は,地球環境の保全,今後のエネルギー需要拡大の問題を解決するた
に,一刻も早く核融合炉を実現するよう研究に精進して参りたいと思います.
2008年9月2日

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